ゲイでナルシストの年老いた絵本作家と
美しいウリセンボーイの葛藤から浮かび上がる
過去と未来の家族物語。
人生の黄昏に苦悩する山崎(田村奏二郎)は
衰えゆく自分の容姿に耐えられず、
作家としてもスランプに陥っていた。
そんなある日、ウリセンボーイのレオ(水石亜飛夢)と出会った。
山崎は、若く美しく活力に満ち、
おまけに素直で気立ても優しい青年に偏屈な
老ナルシストの自分の心が緩んでいくのを感じた。
そして山崎の絵本を心の糧として育ったという
レオに恋心を抱く。
レオもまた、幼い頃に亡くした父親の面影を
山崎に重ね合わせるが、
レオには一緒に暮らしているパートナーが居るのだ・・・。
すれ違いを抱えたまま始まった2人の旅、、、、、
その旅の果てに見えた景色とは・・・・・・。
LGBTQの人たちだけでなく、
“心の拠り所を見つけられない苦しみ”、
“抗いようのない時の流れの恐怖“に対してをテーマにしています。
ラストシーン『みんな、自分らしく生きていけばいいんだよ』と
感じさせてくれる作品。
劇中の絵本にも癒されます💓
監督:東海林 毅
5/20 ROAD SHOW
(C)2022 老ナルキソス製作委員会