禁酒法時代から半世紀にわたり、
アメリカの暗黒街を支配した実在のマフィア、
マイヤー・ランスキーの人生を描いたクライム ドラマ。
1981年、マイアミ、
作家のデヴィッド(サム・ワーシントン)は
伝説的なマフィア、マイヤー・ランスキー
(ハーヴェイ・カイテル)の伝記を書くことに。
『俺が生きているうちは、誰にも読ませるな』。
そう条件を出したランスキーは
自らの人生を赤裸々に語りはじめた。
ーーー1902年、ロシアでユダヤ系ロシア人として生まれ、
叔父を目前でロシア兵に惨殺されたランスキーは
アメリカに渡り貧しい少年時代を過ごす。
10才の時、同じユダヤ人で殺しも喜こんで引き受ける
“バクジー”のあだ名で知られるベンと組み、
2人の勢力は大きくなった。
やがて、イタリア系マフィアのルチアーノと出会い、
持ち前の計算力と用心深さでラスベガスを築く。
家庭を持ち妻子を大切にしたが、長男が障害を持って生まれ、
このことから妻と仲が悪くなってしまう。
自らを“ビジネスマン”と称するランスキーだが、一方で
《マーダーインク》という殺人株式会社を作り恐れられていた。
それは半世紀以上に及ぶ
ギャングたちの抗争の記録であったーーー。
インタビューが終りに近づいた頃、
ストーンはFBIが3億ドルともいわれるランスキーの
巨額資産を捜査していることに気付き、
捜査協力を強いられるが・・・。
暴力シーンがなければ、生きるか死ぬかの瀬戸際で
栄光と喪失を経験したランスキーだからこその
説得力あふれる人生教本。
2/4 ROAD SHOW
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