天才芸術家サルバドール・ダリの
奇想天外な人生を描いた伝記映画。
ダリは1904年スペイン生まれ。
14歳で市立劇場の展覧会に作品が展示されるなど、
早くから絵の才能を認められていた。
29年に共同制作した映画『アンダルシアの犬』を公開、
女性の眼球を切断するシーンから始まる衝撃作は
非日常的で超現実な発想とされて高く評価された。
この後、時間の消滅や死を、溶けた時計や
ダリの強迫観念であるアリの群体などで表現。
40年にニューヨークに移住、
第二次世界大戦終結後の48年にスペインに帰国。
本作は、ダリがポップカルチャー全盛期の70年代の
ニューヨークで、ファッション、音楽、アートを牽引して
“いけない大人のダリランド”の日々を描く。
1974年、ニューヨーク。画廊で働きはじめた
ジェームス(クリストファー・ブライニー)は
、憧れの芸術家ダリ(ベン・キングスレー)と出会う。
圧倒的なカリスマ性を持つダリと、
彼に負けないオーラを放つ
妻ガラに気に入られたジェームスは、
ダリのアシスタントを務めることになり、
ダリが生み出す不思議で危うい世界へ招き入れられた。
だが、個展が3週間後に迫っているのに、ダリはパーティ三昧。
ガラはロックスターと浮気の日々。
作品は一枚も仕上がっていない。
するとガラが金のために描けとブチギレ、
ダリはジェームスの目の前で傑作を完成させた。
「私の絵はガラの血で描かれている。」
ダリはガラ無しでは生きられないのだ___。
ハードで濃厚な天才の生き様です!
9/1 ROAD SHOW
公式サイト:http: dali-movie.jp