巨匠チャン・イーモウが“映画”を愛するすべての人に捧げる
“映画”をめぐる様々な思いを描いた人間ドラマ。
文化大革命下の中国、造反派に逆らい、
強制労働所送りになった男は妻と離別、
最愛の娘とも疎遠になってしまう。
数年後、
22号というニュース映画に娘が映っていることを知った男は
逃亡者となり果てしない砂漠の中を
“映画”が上映される村を目指して進んでいた。
そして、その途中、ボロボロの少女が映画館に運送中の
フィルムの缶を1巻盗み出す所を目撃、
男はフィルムを取り返すため追い掛けた。
盗みをはたらいた少女は小さな村で弟と暮らす孤児だった。
男はフィルムを取り返すと、すぐさま映写技師に届けた。
丁度その時、大騒動が起きていた。
フィルムの運搬係の不手際で膨大な量のフィルムが
缶から剥き出しで地面にばらまかれ、
ドロドロに汚れた状態になっていたのだ。
しかもその中には逃亡者が懸命に追い求めている
22号のニュース映画の缶もあった。
たった1秒スクリーンに映る娘の姿を見るために
逃亡者となった男と、貧しい暮らしを
弟を守りながら生き抜こうとする少女、
決して出会うはずのなかった男と少女は
激動の時代の中で運命的に関わり合い、
思い掛けない方向へ進んでいくーーーー。
“映画”は私たちにいつも寄り添ってくれる☆夢☆なのです。
5/20 ROAD SHOW
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